ヒメハラナガツチバチCampsomeris annulataの簡易飼育法と基礎生態

ヒメハラナガツチバチCampsomeris annulataの簡易飼育法と基礎生態

レコードナンバー873479論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002773NACSIS書誌IDAA11577672
著者名谷 聡一郎
上野 高敏
書誌名九州大学大学院農学研究院学芸雑誌
別誌名Science bulletin of the Faculty of Agriculture, Kyushu University
発行元九州大学大学院農学研究院
巻号,ページ69巻・ 2号, p.55-62(2014-08)ISSN13470159
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抄録本研究ではコガネムシ類の幼虫に対する天敵であるヒメハラナガツチバチの簡易飼育法及び基礎生態について調べた。ヒメハラナガツチバチの成虫は,25%のハチミツを与える事で飼育する事ができ,採卵については,直径12cmほどのカップに,煮沸消毒したのち冷まして水をよく絞った水苔を薄く詰め,そこに雌とドウガネブイブイの3齢幼虫を1匹ずつ入れて暗所に1日置く事で卵を得る事が出来た。越冬明けの雌の平均産卵数は23.63±10.77個で,平均寿命は37.00±15.96日であった。また,卵を20℃,25℃,30℃で飼育し,有効積算温量と発育零点を算出したところ,それぞれ433.5日度,15.08℃であった。成虫までの死亡率は,20℃で72.3%,25℃で49.3%,30℃では57.1%であり,20℃で有意に高い傾向が見られた。また,25℃と30℃では,産卵日時の遅い個体ほど,死亡率が高くなる傾向が見られた。成虫の寿命は,雄が平均72.18±42.14日,雌が平均95.30±55.20日で,雌が有意に長かった。また幼虫期に20℃で飼育した個体では,25℃,30℃で飼育した個体に比べて有意に寿命が短い傾向が見られた。
索引語飼育;雌;ヒメハラナガツチバチ;寿命;成虫;傾向;個体;簡易飼育法;基礎生態;annulata
引用文献数12
登録日2014年11月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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