早期高糖で11月収穫が可能なサトウキビ品種「NiN24」の育成

早期高糖で11月収穫が可能なサトウキビ品種「NiN24」の育成

レコードナンバー873482論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003504NACSIS書誌IDAA11598810
著者名松岡 誠
伊禮 信
氏原 邦博
寺島 義文
境垣内 岳雄
福原 誠司
杉本 明
岡 三徳
下田 聡
前田 秀樹
勝田 義満
水本 文洋
大庭 達人
書誌名九州沖縄農業研究センター報告
別誌名Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (NARO/KARC)
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Kyushu Okinawa Reg.
九州沖縄農研報告
発行元農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター
巻号,ページ62号, p.25-40(2014-09)ISSN13469177
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抄録サトウキビ品種「NiN24」(旧系統名「KN91-49」)は九州沖縄農業研究センターが育成した早期高糖で11月収穫が可能な品種である。2008年に「さとうきび農林24号」として農林認定を受けるとともに,同年沖縄県の奨励品種に選定された。本品種は台湾育成品種「F167」を種子親,アメリカ育成品種「CP57-614」を花粉親とする交配により得た実生集団から一茎重,高糖性,早期収穫適性を重視した選抜を経て育成した。発芽性および萌芽性は「NiF8」と同じく良好である。分げつ性は「NiF8」にやや劣り,原料茎数はやや少ない傾向が見られるが,茎径が太く,一茎重は重くなる。登熟は「NiF8」よりも早く,11月でも糖度が高い。沖縄本島南部における1月~2月の収穫では「NiF8」に比べ1茎が重く,原料茎重が重いため,可製糖量が多くなる。夏植え栽培(8月~9月の植付け)による早期収穫では11月において基準糖度(13.1%)を超え,「NiF8」に比べ原料茎重が重く,可製糖量が多くなる。株出し栽培で発病の多い黒穂病に対する抵抗性は“強”である。本品種を近年,12月収穫に取り組みつつある沖縄本島南部に普及させ,早期収穫での活用を進めていくことで,さらなる収穫時期の早期化と生産性の向上が期待できる。
索引語NiF8;育成;早期高糖;11月収穫;サトウキビ品種;早期収穫;本品種;一茎重;沖縄本島南部;原料茎重
引用文献数9
登録日2014年11月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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