乾燥と湿潤が繰り返される水分条件下における森林土壌の団粒の変化

乾燥と湿潤が繰り返される水分条件下における森林土壌の団粒の変化

レコードナンバー873516論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20018854NACSIS書誌IDAA12003078
著者名小野 裕
書誌名日本森林学会誌
別誌名日林誌
J. Jpn. For. Soc.
発行元日本森林学会
巻号,ページ96巻・ 4号, p.212-220(2014-08)ISSN13498509
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抄録乾燥と湿潤が繰り返される水分条件の中で,森林土壌の団粒がどのように変化するのかを明らかにする目的で,ヒノキ林と広葉樹林のA層から採取した3,4,5mm団粒試料を用い,水分条件を変えて培養実験を行った。培養は団粒試料が乾燥状態を保つもの,乾燥と湿潤を繰り返すもの,湿潤状態を保つものの3条件とし,14日間行った。その結果,3mm団粒試料と4mm団粒試料では,ヒノキ林試料,広葉樹林試料ともに乾燥と湿潤を繰り返す水分条件下で団粒破壊が進行し,これはスレーキングによるものと考えられた。5mm団粒についてはヒノキ林試料,広葉樹林試料ともに団粒破壊の進行が3mm団粒や4mm団粒試料と比べ緩やかであった。このことからスレーキングによる団粒破壊には団粒の大きさが影響し,団粒径が大きいと団粒破壊の進行が緩やかになる可能性が示された。一方,樹種による違いについては,今回の実験結果からは認められなかった。また,湿潤状態を保つような培養条件下では団粒破壊は進行しないことも明らかとなった。
索引語湿潤;団粒;団粒破壊;乾燥;進行;水分条件下;森林土壌;変化;水分条件;湿潤状態
引用文献数30
登録日2014年11月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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