ハリエンジュ防風林に隣接する砂丘畑に発生したネギ葉鞘部湾曲症状の発生原因と対策技術

ハリエンジュ防風林に隣接する砂丘畑に発生したネギ葉鞘部湾曲症状の発生原因と対策技術

レコードナンバー873571論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015067NACSIS書誌IDAN00386823
著者名佐藤 一至
金田 吉弘
書誌名農作業研究
別誌名Japanese journal of farm work research
Farm work research : journal of Farm Work Society of Japan
発行元日本農作業研究会
巻号,ページ160号, p.97-104(2014-09)ISSN03891763
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抄録秋田県能代市河戸川地域のハリエンジュ(Robinia Pseudoacacia)防風林に隣接する砂丘畑において,ネギ(Allium fistulosum)の葉鞘湾曲症状が問題になっている。そこで,ネギの湾曲症状とハリエンジュとの関係を解明し,その予防策を検討した。圃場試験の結果,ハリエンジュ林に近くなるにつれてネギの湾曲症状の発生率が高まる傾向にあり,特にハリエンジュ林から5m以内に栽植された株は,湾曲症状の発生頻度が高く,かつ湾曲の程度も大きかった。そこで,ネギ湾曲症状の対策技術として,ハリエンジュ林を伐採した圃場で栽培したところ,ネギの湾曲株率は低減した。次に,ネギの湾曲症状に及ぼすハリエンジュからの落下部位の影響を明らかにするため,ネギを栽植したポットの上にハリエンジュから採取した花または葉を株元に敷きつめて栽培したところ,花を敷いた区においてのみ湾曲症状が発現することがわかった。このことから,ネギの地際部に花が直接触れないように被覆資材で覆ったところ,湾曲症状の発生頻度は低く,湾曲の程度も小さかった。以上のことから,ネギの湾曲症状への対策としては,ハリエンジュ林から5m以上離れたところから栽培すること,または花の落下時期を回避するネギの作付け体系の確立が考えられた。
索引語湾曲症状;ネギ;ハリエンジュ;ハリエンジュ林;花;湾曲;栽培;隣接;砂丘畑;対策技術
引用文献数9
登録日2014年11月21日
収録データベースJASI

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