スイカ育苗期における果実汚斑細菌病の防除

スイカ育苗期における果実汚斑細菌病の防除

レコードナンバー873993論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015891NACSIS書誌IDAN00330035
著者名小木曽 秀紀
藤永 真史
書誌名長野県野菜花き試験場報告
別誌名Bulletin of the Nagano Vegetable and Ornamental Crops Experiment Station
発行元長野県野菜花き試験場
巻号,ページ14号, p.39-47(2009-03)ISSN02861321
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抄録Acidovorax avenae subsp. citrulli(Aac)が引き起こすスイカ果実汚斑細菌病は,我が国への侵入,定着が懸念されている重要病害である。本病に対するスイカ育苗期の防除対策を検討した。各種生物農薬の防除効果を検討したところ,非病原性エルビニア・カロトボーラ水和剤およびシュードモナス・フルオレッセンス水和剤に効果認められる場合があったが,その効果は不安定であった。シュードモナス・フルオレッセンス水和剤散布により,スイカ葉におけるAac菌数が無処理との比較で約1/10に抑制された。各種殺菌剤の効果およびスイカ葉におけるAac菌数抑制効果を検討したところ,カスガマイシン・銅水和剤は最も防除効果およびAac菌数抑制効果に優れた。同剤散布により,スイカ育苗期のAac二次伝播が阻止された。さらにカスガマイシン・銅水和剤をスイカ接木後に2回散布することにより,高い防除効果を得た。Aacが接木時に伝搬することを防ぐため,接木用ナイフの消毒装置を試作した。Aac汚染ナイフは,同消毒器を用いてナイフに80%エタノールを噴霧することにより殺菌可能であった。以上により,スイカ育苗期の本病対策は,カスガマイシン・同水和剤の散布と接木時のナイフの消毒により,効果的に防除できると考えられた。
索引語スイカ育苗期;効果;カスガマイシン;シュードモナス;防除;検討;防除効果;果実汚斑細菌病;スイカ葉;Aac菌数抑制効果
引用文献数18
登録日2015年02月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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