タバコガ類発生予察用フェロモン剤に特異的に誘引された非標的チョウ目昆虫

タバコガ類発生予察用フェロモン剤に特異的に誘引された非標的チョウ目昆虫

レコードナンバー890073論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名河野 勝行
飯田 博之
武田 光能
本多 健一郎
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ58巻・ 4号, p.343-350(2014-11)ISSN00214914
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抄録性フェロモン誘引剤はその種特異性を利用して農業害虫の発生予察に利用されるが,しばしば非標的種が特異的に誘引される場合があり,発生予察における技術的な問題となる。ここでは,オオタバコガとタバコガの発生予察用フェロモン剤を使用したときに特異的に誘引される非標的チョウ目昆虫種に関する問題を明らかにするため,三重県津市内の4か所の野菜圃場において調査を行った。オオタバコガ用フェロモン剤を誘引源としたトラップには,標的種であるオオタバコガのほか,フタオビキヨトウ,ウラギンキヨトウ,イチゴキリガ,キバラモクメキリガ,アヤモクメキリガ,ウスキトガリキリガ,シロスジエグリノメイガ,シバツトガ,ヒロバコナガ,セジロチビキバガの10種のチョウ目昆虫が特異的に捕獲された。タバコガ用フェロモン剤を誘引源としたトラップには,標的種であるタバコガのほかに,マイマイガのみが特異的に捕獲された。これらのうち,オオタバコガの越冬世代の発生時期と重なり,大きさや色彩が似通っているフタオビキヨトウとウラギンキヨトウの2種が,フェロモン剤を利用したオオタバコガの発生予察において,慣れない調査者が調査を行う場合や機械を利用した自動計数を行う場合に誤認されて問題になる可能性がある。
索引語オオタバコガ;誘引;利用;タバコガ;標的種;発生予察;調査;誘引源;トラップ;捕獲
引用文献数25
登録日2015年03月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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