クエン酸水溶液の散水による畜産臭気除去装置の考案

クエン酸水溶液の散水による畜産臭気除去装置の考案

レコードナンバー890655論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名鈴木 睦美
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ21号, p.63-68(2014-12)ISSN13409514
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抄録簡易な臭気対策としてクエン酸水溶液を散水する中和反応を利用したアンモニア臭気を除去する装置を考案し、その除去効果等を調査した。1 水道水を循環させると平均除去率は26.9%と低かったが、同じ条件でも0.2%クエン酸水溶液では56.8%に向上した。2 散水穴が2.5mmφで間隔が20mmと散水穴が2.0mmφで間隔が10mmでは、後者が除去率65.7%で、約9%向上した。3 散水するための汲み上げポンプの能力を30L/minから60L/minに変更したが、除去率の向上はみられなかった。4 散水穴が2.0mmφ、間隔が10mmで、2日間17時間稼働させたところ、クエン酸とアンモニアの中和反応がほぼ終了したことにより、pHが上昇し、除去率の低下がおこったと推察された。平均除去率は59.4%であった。5 散水穴が2.0mmφ、間隔が10mmで散水管及びポンプを2基使用して、2日間で16時間稼働させたところ、15時間後にはクエン酸とアンモニアの中和反応がほぼ終了したことにより、pHが上昇し、除去率の低下がおこったと推察された。平均除去率は14時間後までで71.9%であった。6 実規模を想定した長さ5.5m、高さ3.5mの装置を設置して稼働させたところ、順調に稼働したが、風が強いと下部の水受けで回収することが困難であり、防風ネット等の併設又は一体で設置する必要があると考えられた。
索引語除去率;散水;散水穴;間隔;クエン酸水溶液;稼働;中和反応;平均除去率;向上;考案
引用文献数7
登録日2015年04月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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