富山湾沿岸域の表層水における塩分と栄養塩濃度の分布

富山湾沿岸域の表層水における塩分と栄養塩濃度の分布

レコードナンバー890662論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20037777NACSIS書誌IDAA12461560
著者名辻本 良
書誌名富山県農林水産総合技術センター水産研究所研究報告 = Bulletin of the Fisheries Research Institute, Toyama Prefectural Agricultural, Forestry and Fisheries Research Center
別誌名Bull. TOYAMA Fish. Res. Inst.
富山水研研報
発行元富山県農林水産総合技術センター
巻号,ページ1号, p.7-22(2009-12)ISSN18840019
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抄録富山湾沿岸域の表層水における栄養塩(硝酸+亜硝酸態窒素, リン酸態リンおよびケイ酸態ケイ素)濃度と塩分の分布を調べた。富山湾に36地点を設定し,2006年6月から2007年2月にかけて,季節ごとに年4回の調査を実施した。全ての調査において,富山湾沿岸域の表層には低塩分水が広く分布していた。栄養塩濃度は,低塩分域で高く,高塩分域で低かった。いずれの季節においても塩分と栄養塩濃度の間には強い負の相関がみられたことから,富山湾沿岸域の表層水における栄養塩は主に河川|から供給されていると考えられる。富山湾沿岸域の表層水における植物プランクトンの増殖を制限している栄養塩を明らかにするために,栄養塩濃度と珪藻類の元素構成比や栄養塩取り込みに関する下限濃度と比較したところ,窒素が主な制限要因であることが明らかとなった。また,富山湾沿岸域の表層水には硝酸+亜硝酸態窒素やリン酸態リンに対し,相対的にケイ酸態ケイ素が豊富に存在していることから,珪藻類の増殖に適した栄養塩環境にあると考えられる。
索引語表層水;富山湾沿岸域;栄養塩濃度;塩分;分布;栄養塩;硝酸+亜硝酸態窒素;リン酸態リン;ケイ酸態ケイ素;調査
引用文献数24
登録日2015年04月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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