身近な森林としての里山林の活用とその管理方法に関する調査

身近な森林としての里山林の活用とその管理方法に関する調査

レコードナンバー890668論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20039591NACSIS書誌IDAA12517166
著者名田中 一登
滝澤 伸
梅田 久男
阿部 鴻文
齋藤 雄一
書誌名林業技術総合センター成果報告
発行元宮城県林業技術総合センター
巻号,ページ19号, p.1-11(2011-03)ISSN21859167
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抄録昭和30年代の燃料革命以降利用されることなく高齢林化した里山広葉樹林において,新たな活用方法や管理方法を確立するための一助として,広葉樹林所有者の意向調査や高齢林化した里山広葉樹林の林分構造調査,高齢コナラの萌芽能力調査を行った。一般的な里山広葉樹林の林分構造を表すため大衡村の50年生コナラ二次林で調査を行ったところ,高木性樹種の稚樹の成長が困難であることが示唆され,その一因として林冠の閉鎖や低木性樹種の繁茂による林床の光環境の悪化が考えられた。また,意向調査の結果から,広葉樹林所有者が今後取り組んでみたいこととして,しいたけ原木生産や燃料生産といった萌芽更新による取り組みの人気が高かった。そこで,現在の高齢化したコナラの萌芽能力を明らかにするため,10齢級前後で伐採された4箇所の広葉樹林伐採跡地で高齢化したコナラの萌芽状況について調べたところ,およそ1/3の株が萌芽せず枯死していた。さらに,大衡村の50年生で伐採された伐採跡地でコナラ萌芽枝の消長を調べたところ,総萌芽枝数は伐採後2年間でおよそ1/5にまで減少していた。
索引語コナラ;里山広葉樹林;管理方法;調査;伐採;高齢林化;広葉樹林所有者;意向調査;大衡村;高齢化
引用文献数7
登録日2015年04月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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