簡易比色計による土壌の可給態ホウ素,交換性塩基類および有効態リン酸の測定

簡易比色計による土壌の可給態ホウ素,交換性塩基類および有効態リン酸の測定

レコードナンバー890949論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20522941NACSIS書誌IDAA12675451
著者名後藤 忍
上之薗 茂
書誌名鹿児島県農業開発総合センター研究報告
別誌名Bull. Kagoshima. Pref. Ins. for Agri. Dev.
鹿児島農総セ研報
発行元鹿児島県農業開発総合センター
巻号,ページ8号, p.25-34(2014-03)ISSN18818609
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抄録土壌化学性の診断項目の中でも交換性塩基(カルシウム,マグネシウム,カリウム)類とその適正なバランスは植物を正常に生育する上でも重要とされている。土壌中の有効態リン酸を分析し,海外からの輸入に頼っているリン酸質肥料の施肥量を決定することは,農業生産コストの面からも重要である。微量要素の一つである可給態ホウ素も,土壌中の適正含量範囲が狭いため,土壌分析診断による適正な管理が重要である。これらの定量分析は,原子吸光光度計,分光光度計もしくは土壌・作物体総合分析装置(SPAD)等で行われているが,いずれの測定機器も,分析精度は高いものの,非常に高額であること,アセチレンガスやプロパンガスを使用すること,分析に習熟した技術が要求されること等から,高度な設備と技術者を備えた土壌分析センターでしか実施出来なかった。そこで,我々はこれまでの分析機器類に替わり,簡易比色計を用いた分析法を開発した。簡易比色計は光源にLED,受光部にCdSもしくはシリコンフォトダイオード,測定部にデジタルテスターを組み合わせた構成である。さらに分析する試薬に市販のキット等を活用することにより,土壌の可給態ホウ素,交換性陽塩基類(Ca,Mg,K)および可給態リン酸を簡便に低コストで精度良く測定することを可能とした。
索引語可給態ホウ素;土壌;有効態リン酸;測定;分析;簡易比色計;交換性塩基類;リン酸質肥料;施肥量;決定すること
引用文献数21
登録日2015年05月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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