塩化アンモニア施肥による乾乳期用粗飼料の生産と給与効果

塩化アンモニア施肥による乾乳期用粗飼料の生産と給与効果

レコードナンバー890958論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20522941NACSIS書誌IDAA12675451
著者名福留 憲浩
大六野 洋
松田 謙志
溝下 和則
書誌名鹿児島県農業開発総合センター研究報告
別誌名Bull. Kagoshima. Pref. Ins. for Agri. Dev.
鹿児島農総セ研報
発行元鹿児島県農業開発総合センター
巻号,ページ9号, p.31-35(2015-03)ISSN18818609
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抄録イタリアンライグラスの1番草刈り取り後に,塩化アンモニアを施肥した塩安区と尿素を施肥した対照区において,収量および一般成分,ナトリウム(Na),カリウム(K),塩素(Cl)および硫黄(S)のミネラル成分について検討した。さらにそれぞれの試験区で生産した粗飼料を用いて給与飼料の陽イオン-陰イオン差(DCAD: Dietary Cation Anion Difference)の違いが妊娠末期のホルスタイン種経産牛における血液および尿の諸性状に及ぼす影響について検討し,以下の結果を得た。1 乾物収量は,塩安区が562.3kg/10a,対照区が489.5kg/10aであり,両区に差はなかった。2 一般成分の粗蛋白質(CP),粗脂肪(EE),粗繊維(CF),粗灰分(CA)および可溶無窒素物(NFE)は,両区に差はなかった。3 ミネラルのClは,塩安区が2.07%/DM,尿素区が1.36%/DMであり,塩安区が対照区に比べ有意に高くなった。Na,KおよびSは両区に差はなかった。4 イタリアンライグラスのDCAD値は,塩安区が124.8mEq/kg,対照区が329.7mEq/kgであり,塩安区が対照区に比べて有意に低くなった。5 乾物摂取量当たりのDCAD値は,塩安区が89.6mEq/kg,対照区が228.6mEq/kgであり,塩安区が対照区に比べて有意に低くなった。また,乾物摂取量,血液中のカルシウム(Ca)濃度および血液中の副甲状腺ホルモン(PTH)濃度に差はなかったが,分娩7日前の尿pHは,塩安区が7.5で,対照区の8.2と比べて有意に低くなった。
索引語塩安区;差;両区;生産;イタリアンライグラス;施肥;一般成分;Na;検討;DCAD値
引用文献数10
登録日2015年05月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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