北海道における根菜類加害線虫の要防除水準(1)

北海道における根菜類加害線虫の要防除水準(1)

レコードナンバー891151論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014131NACSIS書誌IDAN00348744
論文副題ダイコン
著者名山田 英一
書誌名北農
発行元北海道農事試驗場北農會
巻号,ページ82巻・ 1号, p.56-65(2015-01)ISSN00183490
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抄録ダイコン主産地におけるネグサレセンチュウ類の検出圃場率は約80%と高く,キタネコブセンチュウでは10%未満と極めて低かった。キタネグサレセンチュウによる根腐れ指数が他品種に対して有意に低い品種として「刀城」,「八州」,「福天下」が選ばれた。キタネコブセンチュウのダイコンに対する寄生程度(根こぶ指数)は供試全品種で極めて低かった。ダイコン栽培期間のキタネグサレセンチュウ密度はダイコンへの侵入に伴い低下し,収穫時にはほぼ播種時並となった。根腐れ程度は初期密度にほほ応じていた。主根の被害症状は生育前半は不鮮明な淡灰色,灰褐色で,後半に白斑となった。生食用ダイコンとして流通可能な被害程度として根腐れ程度と奇形程度がともに2と設定し,その個体率80%が得られる線虫密度を要防除水準としたが,その値は土壌25g当り「天春」7.6頭,「耐病総太り」23.1頭,品種混合36.3頭であった。「天春」の7.6頭をダイコンに対するキタネグサレセンチュウの要防除水準とし,病害虫防除基準(現,病害虫・雑草防除ガイド)にはこれを10頭/土壌25gと表示した。ノコギリネグサレセンチュウによるダイコンの被害はキタネグサレセンチュウに比して極めて軽かった。
索引語ダイコン;キタネグサレセンチュウ;要防除水準;キタネコブセンチュウ;天春;根腐れ程度;品種;供試全品種;ダイコン栽培期間;収穫時
引用文献数14
登録日2015年05月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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