カキの主幹切断と主枝再生による新たな樹形改造技術の開発

カキの主幹切断と主枝再生による新たな樹形改造技術の開発

レコードナンバー891669論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20501027NACSIS書誌IDAA12610092
著者名堀田 宗幹
熊本 昌平
江川 明日香
和中 学
前阪 和夫
藤本 欣司
書誌名和歌山県農林水産試験研究機関研究報告
別誌名和歌山農林水研報
発行元和歌山県農林水産部
巻号,ページ3号, p.57-65(2015-03)ISSN21875634
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抄録本研究では,カキ樹の主幹を切断し,新たに発生する不定芽由来の新梢を新たな主枝として利用する樹形改造技術について検討した。1. カキ‘刀根早生’および‘平核無’において,既存樹の主幹を切断し,新たに発生する新梢を主枝として育成することにより,樹形改造が可能であった。また,新梢伸長は切断前の樹勢が強いほど優れた。切断位置が高いほど発生する新梢数が多いが,新梢伸長には影響がなかった。2. 芽かき処理により発生した新梢数を制限することで,主枝候補枝となる新梢の伸長が促進された。その要因として,日照条件の改善や養分競合回避による影響が考えられた。3. 徒長し硬化した主枝候補枝を誘引するにあたり,のこぎりで切込みを入れることにより,新梢生育を抑制するものの誘引を容易にでき,特に低樹高化に有効であることが示唆された。また,切込み本数と処理前後の誘引に対する応力差には強い正の相関がみられた。4. 樹形改造3年目には着蕾がみられ,収穫が可能であり,以後着蕾数および収量は増加した。収穫開始当初の果実重はやや小さいが,改造5年目には慣行栽培と同等となり,果実糖度や果肉硬度は慣行栽培のものと遜色がなかった。
索引語発生;新梢;誘引;カキ;樹形改造技術;切断;主枝;主幹;新梢伸長;影響
引用文献数8
登録日2015年06月24日
収録データベースJASI, AGROLib

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