圃場試験データの評価におけるメタアナリシスの活用

圃場試験データの評価におけるメタアナリシスの活用

レコードナンバー892025論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016779NACSIS書誌IDAN00352796
著者名川口 章
書誌名土と微生物
別誌名Soil microorganisms
発行元土壌微生物研究会
巻号,ページ69巻・ 1号, p.3-6(2015-04)ISSN09122184
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抄録一般的に圃場試験では,環境要因,サンプルサイズ,発病程度などが異なるため結果にばらつきが生じやすく,各研究事例の発病株割合を単純に平均した評価では様々なバイアスの影響を排除できない。そのため,防除効果の真の効果(真値)を誤って判断してしまう可能性がある。メタアナリシス(Meta-analysis)は,複数の独立した研究事例を統合評価することができる統計解析手法であり,研究事例数,サンプルサイズおよび対照区の発病株数に重み付けを行うことで,これらの偏りを理論的に補正する。よって得られた統合評価は,統計的に算出された信頼区間内において,妥当性の高いものと言える。本総説では,土壌病害の防除研究を圃場試験ベースで行った事例を取り上げ,メタアナリシスの実践を紹介した。今後,メタアナリシスによる複数の研究事例の統合評価が,圃場試験におけるデータ解析方法の一つとして活用されることが期待される。
索引語メタアナリシス;研究事例;評価;統合評価;活用;圃場試験;サンプルサイズ;効果;独立;事例
引用文献数14
登録日2015年07月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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