県内の農業用水路に生息する二枚貝の生息環境の特徴(平成25年度)
- レコードナンバー
- 892054
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00014120
- NACSIS書誌ID
- AN00393090
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 綱川 孝俊 ; 高木 優也 ; 石川 孝典 ; 吉田 豊 ; 久保田 仁志
- 誌名
- 栃木県水産試験場研究報告
- 別誌名
- Bulletin of the Tochigi Prefectural Fisheries Experiment Station
- 発行元
- 栃木県水産試験場
- 巻号ページ
- 58号,p.56-57(2015-02)
- ISSN
- 13408585
- 全文表示
- PDF(2014KB)
- 抄録
- 栃木県内においてミヤコタナゴの生息が確認されている2生息地(A生息地,羽田生息地)と二枚貝が生息する3水路(B水路,K水路,I水路)において二枚貝の生息環境を調査しました。その結果,二枚貝は,水深が比較的浅く,流れが緩やかで,底質が砂や細礫で構成される堅すぎない河床に生息していることが明らかとなりました。また,A生息地では二枚貝の若齢個体が多数確認され,そのうち94.4%は抽水植物であるマコモの生息範囲で確認されました。他の生息地では若齢個体がほとんど確認できなかったことから,マコモなどの抽水植物の存在が,稚貝の好適な生息環境を創り出していることが考えられます。本種を長期的に保全するためには,適度な水深と流速を確保し,砂や細礫が定期的に堆積する固すぎない水路底を維持すること,さらには抽水植物の生育を維持管理していくことが重要と考えられます。
- 引用文献数
- 1
- 登録日
- 2015年7月6日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib