微害地における加害穿孔虫相からみた発病時期の確認

微害地における加害穿孔虫相からみた発病時期の確認

レコードナンバー892531論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010768NACSIS書誌IDAN10149802
著者名小島 耕一郎
書誌名長野県林業総合センター研究報告
別誌名研究報告
発行元長野県林業総合センター
巻号,ページ7号, p.41-48(1993-03)ISSN1342775X
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抄録(1)被害発生を概観すると、被害は標高では700mを境として主にそれ以下の地域に、年平均気温では10℃以上の地域に、マツノマダラカミキリの生息密度の高い地域にみられる。(2)年間を通じて枯れるアカマツを枯損時期別に分けてマツノマダラカミキリ寄生密度を調べたところ、密度の高い時期は6~7月の枯損木(年越し枯れ木)や8月に枯れるもので、9月以降に枯れるものは少なく、4~5月の年越し枯れ木には例外もあるが、マツノマダラカミキリが寄生していないという特徴がみられた。(3)寒冷地方に属する本県では年越し枯れ木の占める割合が高く、枯損木は年間を通じて枯れてくるため、マツノマダラカミキリ脱出前までに枯損木を処理するという従来の考え方に難しさが生じてきた。マツノマダラカミキリ寄生密度は4~5月のものに極めて少ない傾向があるため、3月までに枯れてくる枯損木と区別する必要がある。これらの状態を踏まえて駆除適期は秋から翌年3月に設け、この期間に生じる枯損木を徹底的に駆除することにより被害の低減を図ろうとすることを提案したい。
索引語枯損木;マツノマダラカミキリ;地域;年越し枯れ木;微害地;加害穿孔虫相;被害;マツノマダラカミキリ寄生密度;密度;駆除適期
引用文献数7
登録日2015年10月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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