臨床上健康な来院犬におけるBabesia gibsoni抗体保有状況の検討

臨床上健康な来院犬におけるBabesia gibsoni抗体保有状況の検討

レコードナンバー892625論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名相馬 武久
今本 成樹
長谷 隆司
加藤 玲
砂川 一浩
尾原 正和
玄 学南
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ68巻・ 5号, p.301-305(2015-05)ISSN04466454
全文表示PDFファイル (1119KB) 
抄録日本における臨床上重要な犬の住血原虫であるBabesia gibsoniの感染状況を知るために,組み換えBgTRAP抗原を用いたELISAにより,2014年3~8月に奈良県,兵庫県,和歌山県及び香川県の動物病院に来院した健康な犬1,905頭について血中B. gibsoni抗体検査を実施した。その結果,101例(5.3%)が抗体陽性であった。飼育環境,マダニ駆虫薬投薬の有無,ダニ寄生歴の条件では陽性率に有意差は認められず,完全室内飼育例や駆虫薬を投薬した例であってもそれぞれ5.8%及び3.8%が陽性であった。血液学,生化学検査の結果,貧血傾向,白血球数が高値,アルカリホスファターゼが高値の例で有意に高い陽性率であった(P<0.05)。以上の知見はどのような状況や条件の犬でも本原虫の感染リスクがあり,感染例の中には見かけ上健康であっても本原虫の影響を受けている例が少なからず存在していることを示すものである。
索引語例;犬;条件;陽性率;高値;本原虫;gibsoni;ELISA;血中B.;られず
引用文献数19
登録日2015年11月24日
収録データベースJASI, AGROLib

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