サツマイモ焼酎の冬虫夏草スピリッツの抽出物の機能性解析(3)

サツマイモ焼酎の冬虫夏草スピリッツの抽出物の機能性解析(3)

レコードナンバー892712論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00020787NACSIS書誌IDAN10034389
論文副題ヒト急性前骨髄性白血病細胞に対する抗癌活性
著者名章 超
坂尾 こず枝
矢野 敏史
久永 絢美
高瀬 良和
岩井 謙一
侯 徳興
書誌名日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan
発行元日本醸造協会
巻号,ページ110巻・ 6号, p.444-452(2015-06)ISSN09147314
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抄録冬虫夏草子実体をサツマイモ焼酎に浸漬させ,サツマイモ焼酎の冬虫夏草スピリッツ(SCS)を作製した。HP20,Sephadex G-25,HPLC (C-18)等の分画法でSCSを画分し,ヒト急性前骨髄性白血病細胞(HL-60)の増殖抑制作用及びアポトーシス誘導作用の検討並びにその活性成分F1C-IIIの同定を行った。1. SCSから得られた各画分のHL-60細胞増殖に対する抑制効果を探索した結果,F1C-IIIが最大の癌細胞増殖抑制効果を示し,そのIC50値は1.1μg/mlであった。2. F1C-IIIは,HL-60細胞のDNA断片化,caspase-3の活性化及びPARPの開裂不活性を誘導し,癌細胞のアポトーシスを引き起こした。HL-60細胞をAnnexin V-FITC及びPIで二重染色し,フローサイトメトリーで解析した結果,F1C-IIIを4.0μg/mlで24時間処理した細胞では,コントロール細胞に比べ4.9倍アポトーシスが誘導された。3. LC/MS-IT-TOF測定によりF1C-IIIの主成分はコルジセピンであることを明らかにした。以上の結果から,SCS抽出物の主成分コレジセピンは,ヒト急性前骨髄性白血病細胞HL-60にアポトーシスを誘導し,癌細胞増殖を抑制することが明らかとなった。
索引語III;HL;サツマイモ焼酎;SCS;誘導;結果;冬虫夏草スピリッツ;ヒト急性前骨髄性白血病細胞;アポトーシス;HPLC
引用文献数10
登録日2015年11月24日
収録データベースJASI, AGROLib

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