氷点下貯蔵終了後のニンニクりん茎の根および芽の伸長抑制に及ぼす高温処理温度の影響

氷点下貯蔵終了後のニンニクりん茎の根および芽の伸長抑制に及ぼす高温処理温度の影響

レコードナンバー892821論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名山崎 博子
庭田 英子
矢野 孝喜
長菅 香織
稲本 勝彦
山崎 篤
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ14巻・ 3号, p.273-281(2015-07)ISSN13472658
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抄録ニンニクりん茎は周年出荷のため約-2℃で長期貯蔵される。貯蔵終了後の常温条件では根や芽が伸長し,商品価値が低下するため,これを抑制する目的で貯蔵終了時に高温処理が行われている。本研究では,最適な高温処理条件を選定するための基礎知見を得るため,高温処理温度に対するニンニクりん茎の反応特性を明らかにした。7月に収穫・乾燥後,-2℃で異なる期間貯蔵したりん茎に37~50℃で12,18時間の高温処理を行い,15℃で4週間保管後の根,芽の伸長を調査した。9~11月に-2℃貯蔵から出庫したりん茎への高温処理では,根の伸長抑制効果は概ね43℃でピークに達し,これより高温では一旦低下し,さらに高温では処理温度が高くなるほど高まった。2,5月に出庫したりん茎への高温処理でも類似の温度反応が認められた。但し,伸長抑制のピーク温度は2月処理では41~43℃,5月処理では40~41℃と処理時期が遅くなるに従って低下した。根の伸長を強く抑制する処理温度の範囲は,処理時期が遅くなるに従って拡大した。高温処理が芽の伸長に及ぼす影響は概ね根の伸長に及ぼす影響と類似した。高温処理による障害は処理時期が遅くなるほど低い温度で発生した。これらの結果および処理コストを考慮し,りん茎の出庫時期別に高温処理に適する温度条件について考察した。
索引語高温処理;りん茎;根;処理時期;伸長;芽;ニンニクりん茎;影響;処理温度;低下
引用文献数14
登録日2016年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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