汎用マトリックス添加標準溶液を活用した野菜類および果実類中の残留農薬一斉分析法の妥当性評価

汎用マトリックス添加標準溶液を活用した野菜類および果実類中の残留農薬一斉分析法の妥当性評価

レコードナンバー893034論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009680NACSIS書誌IDAN00117741
著者名福井 直樹
高取 聡
山口 聡子
北川 陽子
吉光 真人
小阪田 正和
梶村 計志
尾花 裕孝
書誌名食品衛生学雑誌
別誌名Journal of the Food Hygienic Society of Japan
Food hygiene and safety science
J. Food Hyg. Soc. Jpn.
Food Hyg. Saf. Sci.
食衛誌
Shokuhin eiseigaku zasshi
発行元[日本食品衛生学会]
巻号,ページ56巻・ 4号, p.178-184(2015-08)ISSN00156426
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抄録GC-MS/MSを用いた残留農薬の一斉分析においては,マトリックス効果を補正するため,マトリックスマッチング法が多用される。しかし,多種類の試料の分析には,その種類ごとにマトリックスマッチング標準溶液を調製する必要があり煩雑で時間を要する。そこでマトリックス効果を補正し,かつマトリックスマッチング標準溶液に代用可能な,多種類の試料に共用できる標準溶液(汎用マトリックス添加標準溶液)を,ポリエチレングリコール,野菜果実ジュースおよびトリフェニルリン酸を活用し考案した。次に,ばれいしょ,ほうれんそうおよびりんごに168農薬を添加(添加濃度: 0.010および0.050μg/g)し,マトリックスマッチング法および汎用マトリックス添加標準溶液を用いた定量法(PEG-VFJm併用法)の双方で妥当性評価を実施した。これら3試料において,マトリックスマッチング法で目標値を満たした農薬数は144~158であり,PEG-VFJm併用法では129~149であった。汎用マトリックス添加標準溶液を活用すれば,迅速で効率的な分析が実施可能であることが示唆された。
索引語汎用マトリックス添加標準溶液;活用;分析;マトリックスマッチング法;妥当性評価;試料;マトリックス効果;補正;多種類;マトリックスマッチング標準溶液
引用文献数13
登録日2016年01月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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