高等植物の葉緑体、ミトコンドリアにおける紫外線誘発DNA損傷(CPD)に対する光修復機構に関する研究

高等植物の葉緑体、ミトコンドリアにおける紫外線誘発DNA損傷(CPD)に対する光修復機構に関する研究

レコードナンバー893065論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20006578NACSIS書誌IDAA11648690
著者名高橋 正明
書誌名宮城県農業・園芸総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Miyagi Prefectural Agriculture and Horticulture Research Center
Bull. Miyagi Prefect. Agric. & Horti. Res. Cent.
発行元宮城県農業・園芸総合研究所
巻号,ページ80号, p.1-48(2012-03)ISSN13472232
全文表示PDFファイル (10285KB) 
抄録太陽光に含まれる紫外線B(280-320nm; UVB)は、植物細胞内の核、葉緑体、ミトコンドリアゲノム上にDNA損傷の一つであるシクロブタン型ピリミジン二量体(CPD)を誘発する。CPDの蓄積はUVBによる植物の生育抑制の主要因であり、これまでの研究から、核でのみ青色光を利用して修復するCPD光回復酵素による光修復機構の存在が確認されている。本研究ではオルガネラでのCPD光回復量を解析することで、イネとアラビドプシスの葉緑体、ミトコンドリアでCPD光修復能が存在することを明らかにした。また、細胞組織学的な解析で、イネの各オルガネラにCPD光回復酵素が局在していることを示した。これらの結果は、高等植物が進化の過程で、CPD光回復酵素を核、葉緑体、ミトコンドリアに移行させて、効率的にCPDの修復を行う生存戦略機構を獲得したことを示唆している。
索引語CPD;葉緑体;ミトコンドリア;核;CPD光回復酵素;研究;高等植物;光修復機構;修復;存在
引用文献数74
登録日2016年01月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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