沖縄県におけるフクギの樹齢推定に関する調査研究

沖縄県におけるフクギの樹齢推定に関する調査研究

レコードナンバー893180論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015170NACSIS書誌IDAN00250548
著者名仲間 勇栄
柴田 昌和
陳 碧霞
書誌名琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus
別誌名The science bulletin of the Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus
発行元琉球大学農学部
巻号,ページ61号, p.29-40(2014-12)ISSN03704246
全文表示PDFファイル (32952KB) 
抄録平田(2006)によりDBHを利用したフクギの樹齢推定式が提案されたが、平田式の算出に用いたサンプル数は少なく採取地も限定しているため、沖縄全域のフクギに対応する確証は得られていない。そこで本研究では、平田式の改良や環境に対応したフクギの樹齢推定式の検討を目的とした。調査方法として、沖縄県の複数地域からフクギの円板サンプルを採集し、得られたサンプルの推定樹齢と平田式による計算値との比較を行った。沖縄本島、多良間村、石垣市伊原間から合計14本のサンプルが採集できた。今回得られたサンプルから、一般的な樹齢推定式として、次の2つの式が算出できた。 推定樹齢(年)=[3.4908×採取高20~30cmの直径(cm)]-11.538 推定樹齢(年)=[採取高20~30cmの直径(cm)÷2]×6.2(本) 平田式に関しては、胸高直径ではなく採取高20~30cmの直径を用いた場合は、採取高直径10cm以下及び70cm以上のものに対しては、誤差10年以内で有効であると推測された。採取高直径10~70cmの範囲の推定樹齢と平田式計算値との差は大きかった。その理由はその範囲内では肥大生長が盛んになるためと考えられる。全サンプルの1cm当たりの平均年輪数は6.2本であるため、平田式に則り「採取高の半径×6.2」で樹齢を推定して平田式計算値との比較を行った。その結果、平均9.6年の差で収まり、特に直径約40cm以内のものとすることが可能だと考えられる。多良間村で採取された3つのサンプルの年輪幅累加値の変動から、多良間村独自の次式が導き出された。年輪幅累加値は年間降水量の変動と相関関係があると推測された。 推定樹齢(年)=[6.317×地上高20~30cmの半径(cm)]+1.152
索引語サンプル;フクギ;年;推定樹齢;平田式;直径;沖縄県;差;算出;対応
引用文献数7
登録日2016年01月26日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat