巨大胚水稲品種「ゆきのめぐみ」の育成

巨大胚水稲品種「ゆきのめぐみ」の育成

レコードナンバー900152論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004489NACSIS書誌IDAA11611599
著者名黒木 慎
清水 博之
安東 郁男
横上 晴郁
松葉 修一
荒木 均
書誌名北海道農業研究センター研究報告 = Research bulletin of the National Agricultural Research Center for Hokkaido Region
別誌名Research bulletin of the NARO Hokkaido Agricultural Research Center
Res. Bull. Natl. Agric. Res. Cent. for Hokkaido Reg
北海道農研研報
発行元北海道農業研究センター
巻号,ページ204号, p.1-18(2015-12)ISSN13478117
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抄録「ゆきのめぐみ」は,「ゆきひかり」の種子にガンマ線照射を行った後代から育成された巨大胚米品種であり,2010年に種苗法に基づく品種登録がなされた。「ゆきのめぐみ」の主要特性は,北海道の主要品種「きらら397」と比較して,以下のとおりである。1. 育成地における出穂期および成熟期は,ほぼ同程度の“中生の早”に属する。2. 穂ばらみ期耐冷性は,やや強い“強”である。3. いもち病真性抵抗性遺伝子型は“Pia”と推定され,いもち病圃場抵抗性は葉いもち,穂いもちとも“やや弱~中”である。4. 収量性はやや低く,ほぼ「ほしのゆめ」並である。千粒重は3g程度軽く,粒厚は薄い。5. 胚芽の重量は約1.8倍である。6. 玄米の水浸漬後のγ-アミノ酪酸(GABA)含量は「ほしのゆめ」の約1.7倍である。胚芽精米のGABA含量は「ほしのゆめ」の約2.4倍,ビタミンE含量は約2.6倍である。以上の特性から,発芽玄米や胚芽精米などに利用する巨大胚米品種として北海道上川中南部,留萌中南部以南の稲作地帯に適応する。
索引語ほしのゆめ;ゆき;めぐみ;育成;巨大胚水稲品種;巨大胚米品種;胚芽精米;ゆきひかり;後代;きらら397
引用文献数14
登録日2016年04月13日
収録データベースJASI, AGROLib

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