食品の加工・調理における放射性セシウムの除去

食品の加工・調理における放射性セシウムの除去

レコードナンバー900247論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20041572NACSIS書誌IDAA12598816
著者名八戸 真弓
濱松 潮香
書誌名JATAFFジャーナル = JATAFF journal
発行元農林水産・食品産業技術振興協会
巻号,ページ3巻・ 9号, p.35-40(2015-09)ISSN21874948
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抄録食品に含まれる放射性物質は加工・調理によりその濃度や量が変化する。日本人が摂取する食品中で最も摂取量の多い品目である穀類のうち,玄米,小麦,大豆について加工・調理過程での放射性セシウム(137Csと134Cs)の動態解析を行った。玄米や小麦では,糠やふすまの放射性セシウム濃度が胚乳よりも高く,搗精や製粉により放射性セシウムが除去され,精米や小麦粉の放射性セシウム濃度は,加工前の玄米や小麦玄麦よりも低下する。また,炊飯調理やうどん茹で調理でも,研ぎ水や茹で湯への移行により放射性セシウムが除去され,炊飯米やうどん茹で麺の放射性セシウム濃度は調理前より低下する。大豆の場合も豆腐,納豆,煮豆,味噌に加工・調理すると,おからの分取や,蒸煮中の排水や煮汁への移行により放射性セシウムが除去され,豆腐,納豆,煮豆,味噌の放射性セシウム濃度は原料大豆よりも低下する。
索引語放射性セシウム;調理;加工;除去;放射性セシウム濃度;玄米;低下;食品;小麦;大豆
引用文献数12
登録日2016年04月13日
収録データベースJASI

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