マツカワVerasper moseriから分離したスクーチカ繊毛虫の食酢・茶抽出物に対する感受性

マツカワVerasper moseriから分離したスクーチカ繊毛虫の食酢・茶抽出物に対する感受性

レコードナンバー900518論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名伊藤 慎悟
笠井 久会
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ63巻・ 3号, p.255-259(2015-09)ISSN03714217
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抄録マツカワ稚魚にスクーチカ繊毛虫によると考えられる死亡が発生したため,魚類培養細胞で分離した繊毛虫の病原性と食酢および茶抽出物の殺虫効果を調べた。分離した繊毛虫はPCR法でM. avidusと同定された。SSN-1細胞で培養した虫体を用い,マツカワ稚魚への浸漬感染試験と腹腔内接種による感染試験を行い,経過観察した。浸漬感染試験では感染が成立しなかったが,腹腔内接種による感染試験では7日間で全数死亡し,繊毛虫が再分離されたため,本種がマツカワ稚魚に対して病原性を有することが確認された。海水に懸濁した培養虫体を食酢または茶抽出物に曝露し,虫体生存数をMPN法で測定した。虫体生存数は0.7%食酢または0.01%茶抽出物に30分曝露すると検出限界以下になった。0.01%茶抽出物はマツカワに毒性を示したが,0.7%食酢の影響はほぼなかったことから,実験室レベルでは0.7%食酢に30分曝露することが有効な防除手段と考えられた。
索引語食酢;茶抽出物;繊毛虫;分離;感染試験;マツカワ稚魚;スクーチカ繊毛虫;マツカワVerasper moseri;病原性;浸漬感染試験
引用文献数18
登録日2016年05月13日
収録データベースJASI, AGROLib

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