中型猛禽類の営巣誘導

中型猛禽類の営巣誘導

レコードナンバー900656論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20018854NACSIS書誌IDAA12003078
論文副題太枝がない若齢針葉樹における試み
著者名工藤 琢磨
鈴木 貴志
書誌名日本森林学会誌
別誌名日林誌
J. Jpn. For. Soc.
発行元日本森林学会
巻号,ページ97巻・ 5号, p.225-231(2015-10)ISSN13498509
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抄録猛禽類の巣の土台となりそうな太枝がない若齢針葉樹に,人工巣を設置することで中型猛禽類の営巣を誘導できるか,試みた。その結果,オオタカとトビ,それぞれ一つがいが営巣を行った。オオタカは2羽の巣立ち雛を育てることに成功した。トビは育雛期になって巣を放棄したが,原因は山菜採りによる撹乱の可能性が疑われた。オオタカは前年に自ら構築した自然巣が近くにあったにもかかわらず,人工巣を利用した。トビが利用した人工巣は,もともとトビを含む中型猛禽類の営巣がみられなかった地域に設置されたものだった。これらの結果は,若齢や間伐遅れのために太枝が発達していない針葉樹でも,人工的に中型猛禽類の営巣を誘導することが可能であることを示した。この技術を利用すれば,営巣適木がない森林を営巣適地に変えることが可能で,結果として生息地域拡大も期待できる。
索引語中型猛禽類;営巣;トビ;太枝;巣;人工巣;オオタカ;利用;若齢針葉樹;設置
引用文献数41
登録日2016年05月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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