エビ類の感染症と生体防御に関する研究

エビ類の感染症と生体防御に関する研究

レコードナンバー900847論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008714NACSIS書誌IDAN00063165
著者名伊丹 利明
書誌名魚病研究
別誌名Fish pathology
発行元[出版者不明]
巻号,ページ50巻・ 4号, p.171-177(2015-12)ISSN0388788X
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抄録クルマエビのビブリオ病(Vibrio penaeicida感染症)に対する不活化“ワクチン”と,クルマエビ急性ウイルス血症に対する組換え体“ワクチン”並びにDNA“ワクチン”を開発してその有効性を明らかにし,ワクチン投与によるクルマエビ血球の動態について検討した。ワクチンや免疫賦活剤による作用機作を明らかにするために,生体防御関連遺伝子として,細菌やウイルスの構成成分を認識するパターン認識受容体であるToll受容体遺伝子の全長解析と発現解析を行った。自然免疫の殺菌・殺ウイルス因子として重要な一酸化窒素とスーパーオキシドの検出方法を確立し,各々のフリーラジカル合成酵素遺伝子を明らかにした。さらに,クルマエビの細胞性免疫を制御するサイトカインについて検討し,Astakine,MIFおよびJAK/STATシグナル経路のSTATとSOCS遺伝子を同定した。日本は世界のエビ養殖地域の中でもエビ類の感染症が極めて少ない貴重な地域である。今後もこの状態を維持し,健康なクルマエビを養殖するためには,外来種や海外からの種苗等の導入は避けるべきである。
索引語ワクチン;クルマエビ;エビ類;感染症;検討;Vibrio;地域;生体防御;研究;ウイルス
引用文献数33
登録日2016年06月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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