適正子実タンパク質含有率からみた中華めん用コムギ品種「ちくしW2号」の穂揃期後の窒素追肥時期

適正子実タンパク質含有率からみた中華めん用コムギ品種「ちくしW2号」の穂揃期後の窒素追肥時期

レコードナンバー900890論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名石丸 知道
荒木 雅登
荒木 卓哉
山本 富三
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ84巻・ 2号, p.155-161(2015-04)ISSN00111848
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抄録中華めん用コムギ品種「ちくしW2号」において,子実タンパク質含有率が12%以上となる穂揃期後の窒素追肥時期について重窒素標識硫安(以下,15N標識硫安)を用いて明らかにした。穂揃期および穂揃期後7日の追肥では,生産年の違いに関係なく,安定的に子実タンパク質含有率が12%以上と高かった。また,成熟期における追肥窒素利用率および追肥窒素寄与率(子実窒素含有量に占める穂揃期後追肥由来の窒素含有量の割合)と穂揃期追肥時期との間には,有意な負の相関関係が認められた。穂揃期および穂揃期後7日の追肥では,子実における追肥窒素利用率が概ね60%で,子実窒素含有量に占める穂揃期後追肥の寄与率が30%と高かった。穂揃期後14日の追肥では,施肥後の降雨の有無によりコムギの窒素吸収が影響を受け,穂揃期後21日および28日の追肥では,追肥窒素利用率が低く,寄与率も低かったことから成熟期の子実窒素含有量が少なく,子実タンパク質含有率は安定して12%以上を確保できなかった。これらのことから,硫安を施肥する場合,穂揃期後の追肥によって子実タンパク質含有率が安定して12%以上となる追肥時期は,追肥窒素利用率が60%,追肥窒素寄与率が30%程度以上となる穂揃期および穂揃期後7日の間と判断された。
索引語追肥;穂揃期;子実タンパク質含有率;追肥窒素利用率;成熟期;追肥窒素寄与率;子実窒素含有量;用コムギ品種;適正子実タンパク質含有率からみた中華め;寄与率
引用文献数21
登録日2016年06月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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