哺乳類における胚の着床制御機構

哺乳類における胚の着床制御機構

レコードナンバー900993論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名伊藤 潤哉
柏崎 直巳
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ32巻・ 3号, p.71-77(2015-10)ISSN13417738
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抄録哺乳類の妊娠は,不可逆的で複雑な現象である。妊娠時の子宮は,着床,脱落膜化,胎盤形成や分娩といった現象に合わせ多くの生理的および形態的な変化を必要とする。逆にこれらの現象がうまくいかないと着床不全,自然流産あるいは早産を含む分娩異常が起こると考えられている。妊娠に関わるこれらの現象は,卵巣から分泌されるプロジェステロンとエストロジェンを中心として厳密に制御されている。着床は,胚と母体(子宮側)との最初のコンタクトであり,現在妊娠が不成立に至る理由の約75%が着床不全によるものと考えられている。すなわち,着床時におけるプロジェステロンおよびエストロジェンシグナルの役割を詳細に理解することが,ヒト生殖医療における治療のさらなる改善に役立つと考えられる。本総説では特に着床に焦点を当て,主に遺伝子改変マウスを用いた研究結果から得られたプロジェステロンおよびエストロジェンシグナルに関してこれまでの知見を紹介し,今後の課題についても考察する。
索引語プロジェステロン;現象;着床;妊娠;哺乳類;胚;着床不全;エストロジェンシグナル;着床制御機構;エストロジェン
引用文献数64
登録日2016年06月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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