メラトニン濃度を指標とした牛の卵巣機能解析法に関する研究

メラトニン濃度を指標とした牛の卵巣機能解析法に関する研究

レコードナンバー901322論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002644NACSIS書誌IDAA11573718
著者名鹿島 悠幹
坪井 佑季
根本 聡実
足立 憲隆
書誌名茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center
別誌名茨城畜セ研報
Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn
発行元茨城県畜産センター
巻号,ページ48号, p.1-4(2016-02)ISSN13466488
全文表示PDFファイル (1091KB) 
抄録受精卵移植に用いられるウシの卵品質向上に資するため,メラトニンが卵品質に与える影響を調査した。メラトニン添加培地が体外受精に与える影響では培地にメラトニン0.1ng/mlを添加することにより,卵割以降の胚発生率が上昇する傾向が認められた。血中と卵胞液中のメラトニン濃度は相関性が認められた。血中メラトニン濃度と体内胚採取成績については相関が認められなかったが,メラトニン40mgを過剰排卵処理開始日から人工授精前日までの5日間日没時に投与したところ,正常卵率が有意に上昇した。卵巣中のメラトニン関連遺伝子の定量では卵母細胞及び卵丘細胞でのacetylserotonin O-methiltransferase(ASMT)の発現は日齢と負の相関があり,卵母細胞でのmelatonin-receptor 1A(MTNR1A)の発現は日齢と正の相関が認められた。このことから,体外受精培地へのメラトニン添加,及び生体へメラトニンを投与することにより卵品質が改善される可能性があり,メラトニン関連遺伝子の発現は,日齢や血中メラトニン濃度に関連する可能性が示唆された。
索引語メラトニン;発現;日齢;メラトニン濃度;卵品質;影響;上昇;投与;メラトニン関連遺伝子;卵母細胞
引用文献数7
登録日2016年07月20日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat