ダイズ品種の発育モデルの作成と気温上昇が発育速度に及ぼす影響の広域推定

ダイズ品種の発育モデルの作成と気温上昇が発育速度に及ぼす影響の広域推定

レコードナンバー901393論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名中野 聡史
熊谷 悦史
島田 信二
鮫島 良次
大野 宏之
本間 香貴
白岩 立彦
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ84巻・ 4号, p.408-417(2015-10)ISSN00111848
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抄録我が国のダイズ主要品種であるリュウホウ,エンレイ,フクユタカの発育モデルを作成し,気温上昇がダイズの発育に及ぼす影響を「メッシュ農業気象データ」を用いて広域的に推定した。発育モデルによる推定値と実測値との誤差は,出芽期~開花期で1.4~2.2日,開花期~子実肥大始期で1.2~2.8日になった。また,温度勾配チャンバーにおける気温上昇処理の結果も圃場試験と同一のパラメータにより推定可能であった。気温の変化による発育速度の変化は,中生品種であるリュウホウとエンレイで大きく,晩生品種のフクユタカで小さかった。平均気温から3℃の上昇を想定した場合の発育への影響は,播種期が早く気温が低い東日本で影響が大きく,開花期が5~7日程度早まる地域もみられた。一方,播種期が遅く温暖な九州では気温上昇による発育への影響はほとんどみられなかった。東日本では発育速度の温度反応性が比較的大きい中生品種を用いていることに加え,栽培期間の気温が温度反応性の大きくなる温度域と近いため,気温上昇による発育速度への影響が大きくなったものと推察された。
索引語影響;開花期;気温上昇;発育速度;発育モデル;発育;気温;リュウホウ;フクユタカ;播種期
引用文献数26
登録日2016年07月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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