デジタルカメラを利用した水稲群落葉色の評価法

デジタルカメラを利用した水稲群落葉色の評価法

レコードナンバー901396論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名千田 野風生
韓 東生
渡邊 肇
高橋 能彦
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ84巻・ 4号, p.432-438(2015-10)ISSN00111848
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抄録水稲の葉緑素計(Chlorophyll meter)はリアルタイムで葉色が測定でき,試験データの蓄積も豊富なことから国内の水稲栽培において研究や普及指導機関等で広く使用されている。しかし,個葉の一部を測定しているため,群落の代表値を求めるには多数点を調査することから相当な調査時間を必要とする。近年,一般家庭にも普及しているデジタルカメラを利用し,撮影画像からコシヒカリの群落葉色を評価した。市販の画像解析ソフトを利用し,コシヒカリ群落画面のカラー画像をRGB画像に分離後,2値化し原カラー画像との合成画像を,比較・演算した。色標準として水稲用葉色票を撮影時に画面下部に同時に写しこんで検量線を作成した。最高分げつ期,幼穂形成期,出穂9日前と何れも色度で算出した葉色票相当値と葉緑素計値の相関係数はr=0.80以上と高く有意な関係がみられた。この結果,本手法による水稲葉色の評価方法は葉緑素計に代替できると判断できた。また,計測も葉緑素計に比べ簡便で軽労であり,高温登熟が予想される緊急時の穂肥診断にも適している。
索引語利用;葉緑素計;デジタルカメラ;水稲群落葉色;測定;調査時間;最高分げつ期;幼穂形成期;評価法;葉色
引用文献数20
登録日2016年07月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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