ザクロ酢のヒスタミン放出抑制活性におけるポリフェノール化合物の寄与

ザクロ酢のヒスタミン放出抑制活性におけるポリフェノール化合物の寄与

レコードナンバー901406論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名宮崎 義之
倉田 有希江
古賀 裕章
山口 智
立花 宏文
山田 耕路
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ63巻・ 2号, p.63-69(2016-02)ISSN1341027X
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抄録本研究では,食酢の体調調節機能の解明を目的として,各種果実酢のヒスタミン放出抑制活性について検討した。まず,山ブドウ,ハスカップ,ブルーベリー,ザクロを原料とする4種類の果実酢がラット好塩基球様白血病細胞株RBL-2H3のヒスタミン放出に及ぼす影響を検討したところ,各果実酢がヒスタミン放出抑制活性を有することが明らかとなり,特にザクロ酢で極めて強い活性が認められた。そこで,Diaion HP20を用いてザクロ酢中の生理活性成分のクロマト分離を試みた結果,50%EtOH溶出画分に強いヒスタミン放出抑制活性が認められた。さらに,本50%EtOH溶出画分を液-液抽出によって分画し,ザクロ酢には水溶性の異なる複数のヒスタミン放出抑制成分が存在することを明らかにした。また,各画分のヒスタミン放出抑制活性がPVPPで処理することによってほぼ完全に消失したことから,ポリフェノール化合物が主要な活性成分であることが示唆された。これらの結果から,ザクロ酢にはヒスタミン放出抑制に寄与する複数のポリフェノール成分が存在し,他の食酢と比較して強い抗アレルギー作用を発揮する可能性があることが示唆された。
索引語ヒスタミン放出抑制活性;ザクロ酢;ポリフェノール化合物;寄与;食酢;検討;結果;EtOH溶出画分;存在;示唆
引用文献数34
登録日2016年07月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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