おがくず牛ふん堆肥を施用したキャベツ連作圃場におけるキタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)の密度動態とキャベツの生育

おがくず牛ふん堆肥を施用したキャベツ連作圃場におけるキタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)の密度動態とキャベツの生育

レコードナンバー901573論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20037135NACSIS書誌IDAA12415279
著者名浦上 敦子
徳田 進一
佐藤 文生
國久 美由紀
村上 健二
東尾 久雄
相澤 証子
岡田 邦彦
書誌名Nematological research
別誌名日本線虫学会誌
発行元日本線虫学会
巻号,ページ45巻・ 1号, p.1-11(2015-07)ISSN
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抄録著者らは、キャベツ春秋連作圃場でおがくず牛ふん堆肥連用試験(2002~2009年)を行い、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans、以下Pp)の密度動態およびキャベツ生育を調査した。試験開始後2作目(2003年春)のキャベツ定植時および収穫時のPp密度は、化成肥料区(CF区)よりも3倍堆肥(3MC)+作物残渣(CR)区で有意に低く、その後も試験終了まで低く推移した。その他の試験区(3MC+1/5CF区、MC+1/5CF区、CF+3/5MC+CR区)のPp密度も概ね有機物投入量が多い処理区でPp密度が低く推移する傾向だった。各処理区のPi(初期密度)、Pf(収穫期密度)値を用いてSeinhorst式を導いたところ、CF区および3MC+CR区で有意な結果が得られ、3MC+CR区の平衡密度はCF区よりも低く、増殖が抑えられていることが示唆された。また、Pp汚染土壌に堆肥を混合した場合、混合しない土壌に比べてPp密度が少なくなる傾向がポット試験により認められた。以上の結果、牛ふん堆肥の施用はPp密度に対して抑制的に機能していると考えられた。
索引語+作物残渣;Pp密度;キタネグサレセンチュウ;Pratylenchus penetrans;CF区;施用;密度動態;キャベツ;推移;5CF区
引用文献数24
登録日2016年08月24日
収録データベースJASI, AGROLib

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