水田転換畑で栽培されるダイズの欠株に対する収量補償作用

水田転換畑で栽培されるダイズの欠株に対する収量補償作用

レコードナンバー901872論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名高橋 真実
大野 智史
高橋 明彦
中山 則和
山本 亮
関 正裕
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ85巻・ 1号, p.51-58(2016-01)ISSN00111848
全文表示PDFファイル (524KB) 
抄録ダイズ栽培において,欠株が生じた際の個体群における収量補償作用を明らかにするために,北陸地域の水田転換畑で栽培されるエンレイに人為的に欠株を生じさせて,欠株の周辺株の整粒重を調査する試験を2ヵ年実施した。2ヵ年ともに,欠株の隣の株のみ整粒重の増加が認められたが,1株単独で欠株となった場合,両側の株の増収分は,対照区の1株当たりの整粒重の42%に過ぎず,減収を補償するには不十分であった。また,欠株の連続数の増加に伴い,隣の株の整粒重は増加傾向を示したが,増加の程度は非常に小さく,連続する欠株数が増加するほど更に減収することが示された。以上のように,収量補償作用は,1株分の減収も補いきれないことから,生育初期の湿害や播種の不備等により,少数の欠株が散在する場合でも,必ず減収することが明らかとなった。安定した収量を確保するために,欠株を避ける圃場管理が求められる。
索引語欠株;整粒重;株;増加;減収;収量補償作用;水田転換畑;栽培;隣;程度
引用文献数9
登録日2016年09月14日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat