野生鳥獣による農作物被害に対する地方自治体の施策とその成功要因

レコードナンバー
901884
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20004775
NACSIS書誌ID
AN00202024
論文サブタイトル
長野県小県郡長和町を事例に
論文タイトル(英)
Success factors of measures by local government to prevent crop damage caused by wild animals
論文サブタイトル(英)
A case study of Nagawa town, Chiisagata district, Nagano Prefecture
本文言語
ja
著者名
船津 崇
誌名
農村研究
別誌名
Nōsonkenkyū ; Nōsonkenkyu ; Journal of rural community studies
発行元
東京農業大学農業経済学会
巻号ページ
122号,p.22-33(2016-03)
ISSN
03888533
全文表示
PDF(674KB)
抄録
本研究は,担い手を確保したうえで鳥獣被害額の減少に成果をあげている優良事例をもとにその成功要因を解明することを目的とした。考察にあたり,公共経営論で論じられている政策評価の視点に基づき,アウトカムおよびそれを達成するためのアウトプットに焦点を当てた。事例地域では,2011年以降において全国動向とは逆行する形で鳥獣被害額が減少しており,アウトカムが達成されている。こうしたことから,本研究ではそのプロセスとなるアウトプットに焦点を当て,行政がどのような対応を講じているのかを考察した。その結果,長和町では侵入防止柵の設置距離を伸長させることに成功していたが,その背景には行政が東京農業大学と連携することでその設置の担い手を確保していたことが明らかになった。そして,個体数管理では,駆除数を増加させることに成功しており,その背景では手厚い報奨金と駆除期間を延長する対応を講じていたことを解明した。
引用文献数
27
登録日
2016年9月14日
収録データベース
JASI ; AGROLib