早出しスイートコーンの分げつを発生させるためのトンネル管理技術

早出しスイートコーンの分げつを発生させるためのトンネル管理技術

レコードナンバー901934論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20031778NACSIS書誌IDAA12201118
著者名赤池 一彦
中村 知聖
長坂 克彦
書誌名山梨県総合農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Yamanashi Prefectural Agricultural Technology Center
別誌名総農セ研報
Bulletin of the Yamanashi Prefectural Agritechnology Center
発行元山梨県総合農業技術センター
巻号,ページ8号, p.1-12(2016-03)ISSN18817726
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抄録2~3月に播種する早出しスイートコーン栽培は,早春期に降霜など低温による茎葉の障害を受けやすいが,分げつを着生させることが低温障害の軽減に有効であることが現地調査から確認された。そこで,早出しスイートコーンの2作型,無加温ハウス栽培と一重トンネル栽培を対象に,生育初期に分げつを確実に発生させるためのトンネル管理法について試験を行い,次の結果を得た。(1) 2月上旬播種の無加温ハウス栽培では,播種から約3週間トンネル被覆を行い,本葉5枚を超えた時点でトンネルを全開とすることで,分げつを1.8~1.9本/株発生させることができた。一方,トンネルを本葉10枚時まで被覆したまま閉めきった場合は,分げつの発生は殆ど認められなかった。(2) 3月上旬播種の一重トンネル栽培では,本葉5枚を超えた時点でトンネルのすそを4m間隔で千鳥に終日開放,または日中開放し夜間閉めることで,分げつを1.9本/株発生させることができた。一方,トンネル被覆を本葉10枚時まで被覆したまま閉めきった場合は,分げつの発生は殆ど認められなかった。(3) 無加温ハウスでは,透明のトンネルフィルムを利用した場合,3年使用した梨地フィルムを利用した場合と比べて分げつの発生が多くなった。(4) 生育初期に分げつを発生させるための環境条件として,トンネル内の温度,採光,通気の3つの要素が大きく関与していることが示唆された。
索引語分げつ;発生;トンネル;無加温ハウス栽培;生育初期;被覆;早出しスイートコーン;播種;一重トンネル栽培;行い
引用文献数7
登録日2016年09月14日
収録データベースJASI, AGROLib

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