イチゴ新品種‘島系22-111’,‘島系22-148’の育成および特性

イチゴ新品種‘島系22-111’,‘島系22-148’の育成および特性

レコードナンバー902128論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20030387NACSIS書誌IDAA12191047
著者名持田 耕平
高野 浩
春木 和久
北川 優
書誌名島根県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Shimane Agricultural Technology Center
別誌名Bull. Shimane Agric. Tech. Cent.
島根農技研報
発行元島根県農業技術センター
巻号,ページ43号, p.21-32(2015-12)ISSN0388905X
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抄録島根県の冬季寡日照条件下で選抜し,大果性と収量性に優れ,作業効率が高い促成栽培用新品種‘島系22-111’と糖度の優れた促成栽培用新品種‘島系22-148’を育成した。特性は以下のとおりである。‘島系22-111’1. 草姿は開張性で厳寒期のわい化程度は小さい。草勢は強く,ランナーの発生は‘紅ほっぺ’より少なく,‘アスカルビー’と同等である。2. 頂花房の着花数は8花程度で‘紅ほっぺ’より少ない。3. 果実は球円錐形,頂果房2,3番果の1果重は約33gで極めて大果である。果皮は光沢に極めて富む濃赤色であり,外観品質は優れる。4. 糖度は高く,程良い酸味があり,多汁質であるため,食味は良い。総収量は‘紅ほっぺ’よりも多い。‘島系22-148’1. 草姿は開張性で,厳寒期にわい化が見られるため,電照による草勢維持が必要である。親株からのランナーの発生は‘紅ほっぺ’や‘アスカルビー’よりも多い。2. 頂花房の着花数は9花程度で‘紅ほっぺ’より少ない。3. 果実は円錐形で,果肉,果心の色は白である。果皮色は橙色であるが,厳寒期には淡桃色,春期には橙赤色となり時期により変化する。頂果房2,3番果の1果重は約30gで大果である。4. 糖度はBrix値で12.5度を上回り,酸度が低く,多汁質であるため,食味は極めて良い。総収量は‘紅ほっぺ’よりもやや多い。
索引語紅ほっぺ;厳寒期;促成栽培用新品種;糖度;育成;特性;大果;草姿;開張性;ランナー
引用文献数13
登録日2016年10月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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