収量調査における籾の水分測定へのハロゲン水分計の適用

収量調査における籾の水分測定へのハロゲン水分計の適用

レコードナンバー902322論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名伊田 黎之輔
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ85巻・ 2号, p.173-177(2016-04)ISSN00111848
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抄録従来,籾の水分測定には,粉砕試料5gを恒温乾燥器の温度106.5±1℃で5時間乾燥する方法(以下,105℃法と称する)とこの測定値との標準誤差が0.5%以内の測定精度が保証された電気水分計による方法がある。近年測定対象が汎用的で測定精度も高く,低廉なハロゲン水分計が開発されているが,ハロゲン水分計を籾の水分測定に用いた報告は見当たらない。そこでハロゲン水分計を用いた籾の水分を測定する場合の最適な測定条件について,サンプル形態(籾および粉砕籾),サンプルの測定量,測定モード(乾燥モード,測定終了モード)に視点をおいて検討した。その結果,粉砕籾5gにおける急速乾燥時の測定水分変化率が0.5% 30秒-1,測定終了水分変化率は135℃で0.03% 30秒-1とする急速乾燥モードによる測定条件が最良であることが示された。このとき,105℃法の測定値に対する偏差は0.06±0.07%(平均値±標準誤差)と高い測定精度を得ることができ,またこの測定条件における測定所要時間は8分18秒(498±21秒,平均値±標準誤差)で,105℃法の乾燥時間である5時間に比べると大幅な短縮効果がみられた。このことから本法は籾水分の迅速・高精度な測定法であり,収量調査にも広く適用できると期待される。
索引語籾;法;ハロゲン水分計;水分測定;測定精度;測定;測定条件;収量調査;適用;方法
引用文献数13
登録日2016年10月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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