根域拡張型高設ベンチを用いた切り花アンスリウム栽培における3年間の収量および品質の推移
- レコードナンバー
- 902469
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00009245
- NACSIS書誌ID
- AN10074361
- 論文タイトル(英)
- Effect of root-zone extension with high bed cultivation on the yield and quality of cut Anthurium in three years
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 榊原 俊雄 ; 松田 大 ; 小枝 壮太
- 誌名
- 京大農場報告 = Bulletin of the Experimental Farm, Kyoto University
- 別誌名
- Bulletin of Experimental Farm, Kyoto University
- 発行元
- 京都大学農学部附属農場
- 巻号ページ
- 24号,p.19-21(2015-12)
- ISSN
- 09150838
- 全文表示
- PDF(1465KB)
- 抄録
- 本研究ではアンスリウムの気根を培地で覆うことで養水分の吸収力が高まるとの想定の元,‘Tropical’の収量および品質調査を行った。根域拡張型高設ベンチとして2段ベンチと3段ベンチを用いたが,両ベンチ区間で収量性に有意な差はなく,一株当たりの年間平均収穫本数は約5.0本であった。また,両ベンチ区に共通して下段の収穫本数は少ない傾向にあった。年間の規格別収量割合は,両ベンチ区で2L規格以上が増加傾向を示し,M規格以下は減少傾向を示した。植えつけ3年目の2014年度は2L規格以上が60%以上となり,L規格以上では90%以上を占めた。本研究の根域拡張型高設ベンチでは,慣行栽培およびこれまでの高設ベンチを使用した事例と比較して植えつけ後3年間では明確な収量増加が認められなかったことから,根域の拡張は当初予想したほどアンスリウムの生産性に影響を与えないと考えられた。ただし,通常アンスリウムでは植えつけから約6年間切り花の収穫を続けるため,さらに根域拡張型高設ベンチ栽培の収量調査を続け,より長期間での根域拡張による収量性および品質への影響については検討する必要がある。
- 引用文献数
- 2
- 登録日
- 2016年10月20日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib