都立庭園の管理経緯と都立庭園ガイドボランティアの誕生

都立庭園の管理経緯と都立庭園ガイドボランティアの誕生

レコードナンバー902582論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名菊池 正芳
濱野 周泰
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ61巻・ 1号, p.39-47(2016-06)ISSN03759202
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抄録東京都には,現在9カ所の都立庭園がある。それらはすべて国や東京都により文化財指定された庭園(文化財庭園)となっている。都立庭園の管理については,開設以来東京都が直接管理をしてきたが,1997年から都立庭園の管理は,財団法人東京都公園協会(2010年より公益財団法人へ移行,以下公園協会)へ委託されることになった。その際,公園協会によって創り出されたのが「都立庭園ガイドボランティア」であった。2015年現在,全ての都立庭園で「都立庭園ガイドボランティア」が導入されている。文化財として適正な管理の下で施設を修復・保全するという施設管理に重点が置かれていた中で,どのような背景から「都立庭園ガイドボランティア」という組織を立ち上げることになったのか,その経緯を考察し明らかにすることが本研究の目的である。考察に当たっては,都立庭園の開園から現在に至るまでの経過の中で施設管理,運営管理の実態を調査するとともに,庭園管理に係る法制度や都立庭園に関する審議会などの行政計画の文献調査を行うことにより,都立庭園創設の時代,都立庭園利用の模索の時代,庭園施設改修の時代,施設管理と運営管理の分離の時代に区分し,施設管理・運営管理の変遷を通して「都立庭園ガイドボランティア」の成立の経緯を明らかにした。文化財の公開とは,文化財を単に見せるというだけではなく,その価値をより広く伝え,多くの人に理解してもらうといった意味も含むものであり,「都立庭園ガイドボランティア」は,文化財庭園の価値を広く伝え活用する,公開活動を市民協働で進めるために生まれてきたものである。
索引語都立庭園;都立庭園ガイドボランティア;管理;施設管理;文化財;東京都;運営管理;文化財庭園;経緯;考察
引用文献数16
登録日2016年10月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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