乳中のアフラトキシンM1のスクリーニングのためのイムノクロマト法を原理とした4種の市販キットの評価

乳中のアフラトキシンM1のスクリーニングのためのイムノクロマト法を原理とした4種の市販キットの評価

レコードナンバー902681論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009680NACSIS書誌IDAN00117741
著者名吉成 知也
大西 貴弘
寺嶋 淳
書誌名食品衛生学雑誌
別誌名Journal of the Food Hygienic Society of Japan
Food hygiene and safety science
J. Food Hyg. Soc. Jpn.
Food Hyg. Saf. Sci.
食衛誌
Shokuhin eiseigaku zasshi
発行元[日本食品衛生学会]
巻号,ページ57巻・ 3号, p.76-79(2016-06)ISSN00156426
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抄録わが国においては2015年に乳中のアフラトキシンM1について規制値0.5μg/kgが設定された。イムノクロマトキットを用いた検出法が公定のスクリーニング法に採用され,使用できるキットの基準が示された。市販のアフラトキシンM1検出用のイムノクロマトキットが基準を満たすかを確認するために,アフラトキシンM1が含まれていない乳と100~700ng/kgの7濃度となるようにアフラトキシンM1を添加した乳を用いた添加回収試験を実施し,4種の市販キットの性能を評価した。2種の定性用キットの結果においては,いずれのキットもアフラトキシンM1が含まれていない乳を陽性と判断せず,さらにアフラトキシンM1を500ng/kgの濃度で添加した乳の判定はすべての結果において陽性であった。2種の定量用キットの結果においては,アフラトキシンM1が含まれていない乳の測定値は全て100ng/kg未満で,さらにアフラトキシンM1を500ng/kgの濃度で添加した乳を測定した際の回収率はすべて70%を上回り,また検出限界値はいずれも100ng/kg以下であった。これらの結果から,4種の市販キットは基準を満たしており,乳中のアフラトキシンM1のスクリーニングに使用可能であることが示された。
索引語乳;結果;市販キット;イムノクロマトキット;添加;基準;スクリーニング;評価;キット;濃度
引用文献数10
登録日2016年11月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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