「日本人の食事摂取基準(2015年版)」,エネルギーの考え方と今後の課題

「日本人の食事摂取基準(2015年版)」,エネルギーの考え方と今後の課題

レコードナンバー902749論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014795NACSIS書誌IDAN00311992
著者名勝川 史憲
書誌名日本栄養・食糧学会誌
別誌名日本栄養・食糧学会誌
発行元日本栄養・食糧学会
巻号,ページ69巻・ 3号, p.109-115(2016-06)ISSN02873516
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抄録「日本人の食事摂取基準(2015年版)」は,生活習慣病の重症化予防を視野に入れた策定がなされ,保健指導レベルの高血圧・脂質異常・高血糖・腎機能低下を有する者や,BMI30未満の肥満者を対象に含めた。エネルギー摂取量の評価は,食事アセスメント法の過小評価という限界があり,エネルギー消費量も,二重標識水法で正確な測定が可能だが,費用面から汎用は困難である。これに対し,エネルギー出納(=エネルギー摂取量-消費量)で変化する体重は,現場で比較的精度の高い評価が可能である。体重はエネルギー出納の結果として変化するが,長期的には体重変化によりエネルギー消費量も変化し,エネルギー出納の過不足は調整される。したがって,適切なエネルギー摂取量,消費量のバランスが維持されている状態を示す指標として,今回の食事摂取規準はBMIを採用した。18歳以上を年齢で3区分し,観察疫学研究で総死亡率が最低となるBMIをもとに,目標とするBMIの範囲を示した。高齢者では,現状のBMI分布および生活習慣病,虚弱の予防も考慮し策定した。
索引語消費量;変化;エネルギー摂取量;エネルギー出納;日本人;食事摂取基準;BMI;評価;体重;生活習慣病
引用文献数22
登録日2016年11月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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