緑鮮やかな煎茶用新品種‘ゆめするが’

緑鮮やかな煎茶用新品種‘ゆめするが’

レコードナンバー902925論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016154NACSIS書誌IDAN00143344
著者名鈴木 康孝
小柳 津勤
畑中 義生
齋藤 武範
青島 洋一
中村 順行
西川 博
倉貫 幸一
書誌名茶業研究報告
別誌名Tea research journal
発行元[出版者不明]
巻号,ページ121号, p.1-8(2016-06)ISSN03666190
全文表示PDFファイル (26555KB) 
抄録‘ゆめするが’は,静岡県茶業試験場(現静岡県農林技術研究所茶業研究センター)において,1986年に‘おくひかり’を種子親,‘やぶきた’を花粉親として交配した実生群から選抜,育成された。系統86-7-1として2002年から2008年まで特性検定試験および地域適応性試験を実施した結果,収量性,荒茶品質等煎茶用品種として優良であると認められたため,‘ゆめするが’と命名し,2010年に品種登録出願,2012年に品種登録,2014年に静岡県奨励品種として採用された。樹姿は中間型で樹勢は極めて強い。摘採期は‘やぶきた’よりも4日程度遅いやや晩生である。成葉の赤枯れ抵抗性は‘やぶきた’よりもやや弱く,耐病虫性は,炭疽病が弱,輪斑病,赤葉枯病がやや強,赤焼病が中,クワシロカイガラムシがやや弱である。収量性は‘やぶきた’よりも多く,摘芽は芽数型である。品質は総合的に‘やぶきた’よりも優れ,特に色沢,水色が鮮緑で優れる。滋味は渋みが少なく温和である。一番茶の荒茶の化学成分は,タンニン含有率が‘やぶきた’に比べて少ない。地域適応性に優れ,静岡県内全域での栽培に適している。品種組み合わせによる経営の効率化に有効である。
索引語やぶきた;ゆめ;弱;収量性;実生群;摘採期;晩生;成葉;赤枯れ抵抗性;耐病虫性
引用文献数6
登録日2016年11月22日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat