レタス(Lactuca sativa L. )プロトプラストへのイオンビーム照射によって出現した低ポリフェノールオキシダーゼ活性を示す突然変異体

レタス(Lactuca sativa L. )プロトプラストへのイオンビーム照射によって出現した低ポリフェノールオキシダーゼ活性を示す突然変異体

レコードナンバー903160論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名澤田 倫平
平野 智也
飯牟禮 和彦
阿部 知子
尾崎 行生
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ15巻・ 4号, p.347-353(2016-10)ISSN13472658
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抄録レタスプロトプラストへのイオンビーム照射により,ポリフェノールオキシダーゼ(PPO)遺伝子の変異を誘導し,加工用途に向く低褐変レタス個体作出を試みた。まず,再分化個体を効率的に誘導できるプロトプラスト培養濃度を検討した結果,熊本県主要栽培品種のひとつである‘ラウンド’において,プロトプラスト濃度が0.65×10 4 mL-1から0.73×10 4 mL-1で,コロニー誘導培地1枚から得られるシュート形成コロニー数が多くなることがわかった。次に,プロトプラストへの12C6+イオンビーム照射を行い,照射線量とコロニー形成率の関係を調査したところ,イオンビーム照射線量が高くなるに従ってコロニー形成率は直線的に低下し,半致死線量は約3.3Gyであった。イオンビーム照射した869個のカルス塊のPPO遺伝子の変異をTILLING法により調査したところ,2個のカルスにおいて変異が生じていると推察された。変異が認められたカルスから誘導された再分化個体のPPO酵素活性を予備的に評価したところ,2個のうち照射線量2Gyのプロトプラスト由来のカルスから誘導された再分化個体においてPPO酵素活性の低下が認められた。そして,そのM2集団をTILLING法とPPO酵素活性で評価したところ,PPO遺伝子のPCR増幅産物のCel Iによる消化が認められずPPO活性が野生型と比較して明らかに低い個体が認められた。
索引語誘導;変異;イオンビーム照射;プロトプラスト;カルス;再分化個体;PPO酵素活性;sativa;mL;コロニー形成率
引用文献数35
登録日2016年12月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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