ヨツユビハリネズミの全身麻酔に伴う低体温と保温の効果

ヨツユビハリネズミの全身麻酔に伴う低体温と保温の効果

レコードナンバー903198論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名海野 ひろ花
鈴木 馨
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ69巻・ 8号, p.463-467(2016-08)ISSN04466454
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抄録ヨツユビハリネズミ(n=5)の全身麻酔に伴う低体温と危険な随伴症状の発生及び保温の効果について調べた。実験では,アトロピン(0.05mg/kg),ジアゼパム(4mg/kg),ケタミン(50mg/kg)の皮下注射による導入後,イソフルラン(2%)吸入で維持する場合と,高濃度イソフルランガス(5%)による導入後,同じく2%吸入で維持する場合で比較した。麻酔は60分間維持した。保温しないと,注射導入・高濃度ガス導入にかかわらず,全例で明らかな低体温(最低値: 29.7±0.6℃)となり,著しい呼吸循環抑制からほぼ全例でチアノーゼが観察された。これに対して保温した場合には,注射導入・高濃度ガス導入のいずれでも体温低下は軽微(最低値: 32.5±0.3℃)であり,チアノーゼの発生が大幅に抑制された。これらから,ヨツユビハリネズミの全身麻酔で保温は有効かつ必須であることが示された。
索引語保温;ヨツユビハリネズミ;全身麻酔;低体温;効果;維持;発生;吸入;注射導入;高濃度ガス導入
引用文献数10
登録日2016年12月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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