ポットを介したイチゴ萎黄病の伝染と防除対策

ポットを介したイチゴ萎黄病の伝染と防除対策

レコードナンバー903795論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014779NACSIS書誌IDAN00055757
著者名稲田 稔
書誌名九州病害虫研究会報
別誌名Proceeding of the Association for Plant Protection of Kyushu
発行元九州病害虫研究会
巻号,ページ62巻・ p.64-71(2016-11)ISSN03856410
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抄録イチゴ萎黄病菌(Fusarium oxysporum f. sp. fragariae)が親株用ポットの内面の付着物で長期間残存し,次作の第一次伝染源になることを明らかとした。汚染ポットの消毒法を検討したところ,水道水による洗浄とカルシウムハイポクロライト1,000倍液への20分間浸漬を組み合わせることで,高い除菌及び殺菌効果が得られ,植付株の発病を防ぐことができた。前年に萎黄病が多発生した現地育苗圃場において,親株用ポットの更新を主体とした対策による本病の回避効果を検討した結果,いずれの圃場とも対策を実施した初年目から親株の発病が大幅に減少し,さらに二年目以降も対策を継続することでより効果が高まった(対策実施前年からの発病低減率: 83.8~97.5%)。育苗期のイチゴ萎黄病対策は,従来からの健全親株及び汚染のない床土の利用に加え,ポット対策や圃場内に残る汚染土壌の処分を組み合わせて行う必要がある。
索引語対策;イチゴ萎黄病;発病;親株用ポット;検討;イチゴ萎黄病菌;Fusarium oxysporum;萎黄病;いずれ;圃場
引用文献数8
登録日2017年03月01日
収録データベースJASI, AGROLib

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