ワタアブラムシに対する薬剤感受性検定法の違いが検定結果に及ぼす影響

ワタアブラムシに対する薬剤感受性検定法の違いが検定結果に及ぼす影響

レコードナンバー903797論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014779NACSIS書誌IDAN00055757
著者名松浦 明
書誌名九州病害虫研究会報
別誌名Proceeding of the Association for Plant Protection of Kyushu
発行元九州病害虫研究会
巻号,ページ62巻・ p.77-81(2016-11)ISSN03856410
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抄録ワタアブラムシの薬剤感受性検定には様々な手法が利用されているため,結果の相互比較が困難な状況である。統一的な薬剤感受性検定法の基準を検討するため,植物体浸漬法であるMunger cell法と幼苗処理法の検定結果の比較を行った。幼苗処理法はキュウリ幼苗,Munger cell法はキュウリ成葉を用いて,イミダクロプリド,ニテンピラム,アクリナトリン,アセフェート,ピメトロジンに対するネオニコチノイド剤抵抗性ワタアブラムシ無翅雌成虫の感受性を調査した。イミダクロプリド2,000倍の補正死虫率は,Munger cell法が6.7%であったのに対し,幼苗処理法では80.0%とかなり高かった。そこで各薬剤のLC50値を比較した結果,Munger cell法のLC50値はそれぞれ204.41,380.10,0.42,13.00,1.97ppm,幼苗処理法では,30.57,144.26,0.16,7.20,0.74ppmとなり,Munger cell法は幼苗処理法より高い値を示した。したがって,抵抗性害虫の早期発見を目的に,常用濃度のみで検定を行う場合は,Munger cell法が適していると考えられた。
索引語cell法;幼苗処理法;比較;LC50値;ワタアブラムシ;薬剤感受性検定法;検定結果;結果;キュウリ幼苗;キュウリ成葉
引用文献数17
登録日2017年03月01日
収録データベースJASI, AGROLib

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