地鶏の遺伝子ホモ化に伴う不良形質発現抑制技術に関する研究

地鶏の遺伝子ホモ化に伴う不良形質発現抑制技術に関する研究

レコードナンバー910262論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002644NACSIS書誌IDAA11573718
著者名三浦 成見
藤木 美佐子
須藤 正巳
合原 義人
関 俊雄
井上 雅美
書誌名茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center
別誌名茨城畜セ研報
Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn
発行元茨城県畜産センター
巻号,ページ49号, p.5-9(2017-01)ISSN13466488
全文表示PDFファイル (1295KB) 
抄録当センターで維持している原種鶏は20年以上閉鎖群で維持されていることから,近交度の上昇による不良形質発現の可能性が懸念されており,これらを防止あるいは遅延させる飼養管理方法を検討した。試験区は,群外の雄を交配に供した循環交配区(A区),過去の凍結精液を利用し飼養羽数を増加させた凍結精液利用区(B区)および対照区(C区)を設け,繁殖能力の表現形質調査と遺伝的多様性調査により世代変化を比較した。表現形質調査では,産卵率のみC区で低下が認められたが,その他の項目について低下は認められなかった。遺伝的多様性調査の結果,平均ヘテロ接合度を含む遺伝的多様性の値は,いずれの世代においても,A区とB区はC区に比べ高く推移しており,A区とB区は近交度の上昇が抑制されていることが示唆された。このことから,循環交配および飼養羽数増加と凍結精液の利用は近交度の上昇を抑制することができ,不良形質発現を遅らせる可能性が示された。これらの手法は,当センターで維持している鶏群での近交度上昇対策の一つとして利用できることが期待される。
索引語近交度;当センター;不良形質発現;上昇;利用;維持;A区;B区;C区;凍結精液
引用文献数8
登録日2017年04月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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