東北農研が育成した水稲品種における窒素追肥時期が生育・収量・外観品質・食味に及ぼす影響

東北農研が育成した水稲品種における窒素追肥時期が生育・収量・外観品質・食味に及ぼす影響

レコードナンバー910291論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名福嶌 陽
太田 久稔
横上 晴郁
津田 直人
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ86巻・ 1号, p.7-14(2017-01)ISSN00111848
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抄録農研機構東北農業研究センターが育成した中食・外食向けの水稲3品種「ちほみのり」,「萌えみのり」,「えみのあき」における窒素追肥の効果を調査した。早生品種群として,「まっしぐら」「ちほみのり」,「あきたこまち」,中生品種群として,「ひとめぼれ」,「萌えみのり」,「えみのあき」を用いた。いずれの品種群も,前期追肥区,後期追肥区,無追肥区を設けた。東北農研が育成した3品種の窒素追肥に対する反応性は,他品種と大きく異ならなかった。そこで,品種によらない窒素追肥に対する反応性,および,窒素追肥によらない3品種の特性について解析した。いずれの品種群においても,前期追肥により,穂数が増加し,総籾数が増加することにより精玄米重が増加した。後期追肥により,総籾数がやや増加し,千粒重がやや増加することによって精玄米重が増加した。しかし,前期追肥では,乳白粒が増加し,外観品質が低下した。後期追肥では,玄米の蛋白質含量が増加し,食味がやや低下した。収量,外観品質,食味を総合的にみて,東北農研が育成した3品種においては中間時期の追肥が適切と推察された。東北農研が育成した3品種の精玄米重は「ちほみのり」が「あきたこまち」と同程度,「萌えみのり」が「ひとめぼれ」よりやや多く,「えみのあき」が「ひとめぼれ」よりやや少なかった。これら3品種は,耐倒伏性が優れているので,「あきたこまち」や「ひとめぼれ」が倒伏するような多肥栽培や直播栽培においての多収が期待される。
索引語3品種;増加;育成;みのり;東北農研;窒素追肥;ひとめぼれ;外観品質;食味;いずれ
引用文献数10
登録日2017年04月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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